ご挨拶
2022 年に私達は 30 周年を迎えました。ここまでたどり着けたのは、皆様の常日頃のご厚情の賜物と深謝に耐えません。
1992 年に創設以来、私達はタイ全土に11箇所の海老の加工場群と4箇所のツナの加工場群を中心としたグループで形成されております。
生産の核と販売の核を如何に近づけ、製販一体の市場を具現化するCore to Core ビジネスモデルの確立を目標に、このタイの水産加工グループと共に安心安全な商品作りに邁進してまいりました。
その為にこの 20 年、えび事業では養殖―加工―販売のトレーサビリティとインテグレートマーケティングの確立に取り組んでまいりました。ツナ事業では日本近海のツナを我々のツナ加工場で製品化し日本のパートナーの皆様に販売していただきました。
この間、弊社の業容を少しなりとも伸ばし続けられたのも私達の Core To Core ビジネスを皆様にご理解いただけた結果と感謝しています。
今日、世界はグローバリゼーションの渦中にあり、世界平準化のうねりがおしよせています。
物は高きに流れ、人は安きに集います。
水産物の需要が世界的に高まる中、わが国の水産物の消費は少子高齢化が進む中で減少傾向にありますが、これは、消費形態の変化が起きている兆候です。
今後、私達は世界の変化に対応し水産物主体で発展してきた業態をタイの食品各分野の企業とアライアンスを組み、総合的な食品会社を目指していきたいと考えています。
Core to Core ビジネスモデルを更にブラッシュアップして 30 周年を迎え新たなステージにスタートをした私達に、皆様の御一層のご支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。